「安いAI-OCR」を探すときに見落としがちなこと
「できるだけコストを抑えてAI-OCRを導入したい」というのは、多くの担当者に共通する要望です。ただし、「月額料金の数字だけ」で比較してしまうと、後になって想定外の追加費用が発生したり、必要な機能が含まれていなかったりすることがあります。この記事では、低価格でAI-OCRを始めるために確認しておきたいポイントを整理します。比較の全体像は「AI-OCR完全ガイド|選び方・比較・料金から導入までまるごと解説」でも解説しています。
月額料金だけで比較すると起こりがちな失敗
- 表示されている月額料金が最低プランの金額で、実際に必要な処理件数だと上位プランが必要だった
- オプション機能(非定型帳票対応など)が別料金で、想定より総額が高くなった
- 導入オプション(帳票登録・定義作業の支援など)を利用する場合の費用に、契約直前で気づいた
こうした失敗を避けるためには、月額料金の数字だけでなく、「自社の利用条件で実際にいくらになるか」を見積もりの段階で確認することが重要です。
低価格帯サービスを選ぶ際のチェックポイント
1. 自社の処理量に対する実際の総額
表示価格が自社の想定処理件数でも変わらないか、上位プランへの切り替えが必要にならないかを確認します。
2. まとめ払い・年払いによる割引の有無
月払いよりも、年間契約でまとめて支払うことで料金が割安になるプランを用意しているサービスもあります。ただし、割引の対象となるプランはサービスによって異なり、最下位プランは割引対象外というケースもあるため、自社が検討しているプランに割引が適用されるかを個別に確認することが重要です。
3. 利用上限の考え方
月によって処理件数が変動する業務の場合、月あたりの利用上限を超えた場合にどう扱われるか、まとめ払いを選んだ場合に上限の考え方がどう変わるかを事前に確認しておくと安心です。なお、上限を超えた分の処理は実行されない設計が一般的です。
4. 必要な機能がプランに含まれているか
低価格プランでは、一部の機能が上位プランでのみ利用可能、というケースもあります。自社に必要な機能(承認ワークフロー、部門管理など)が対象プランに含まれているかを確認しましょう。
低価格帯サービスの一例
CACの「AI-OCRサービス」は、月額4,980円〜(税込5,478円〜)という価格帯からスタートできるプランを用意しています。支払い方法は月々払いとまとめて払い(年払い)から選べ、Starterプラン以外のプランでは、まとめて払いを選ぶことで月々払いよりも割安になります。一方、Starterプランはまとめて払いを選んでも料金は変わりませんが、1日あたりの利用上限が拡大するという特典があります。また、まとめて払いを選んだ場合は1ヶ月あたりの利用枚数の上限がなくなり、年間の利用上限の範囲内でご利用のタイミングを調整できます(1日あたりの利用上限は、まとめて払いの場合も引き続き設定されています)。
契約期間は1年単位です。料金・契約条件の詳細はお問い合わせください。
まとめ
低価格でAI-OCRを始めるためには、表示されている月額料金だけでなく、自社の処理量・必要機能を踏まえた「実際の総額」を確認することが欠かせません。見積もりを依頼する際は、想定される処理件数や必要な機能を具体的に伝え、実際の利用条件に基づいた金額を確認するようにしましょう。
※本記事に記載の料金・契約条件は掲載時点のものであり、変更される場合があります。最新の料金はサービスサイトの料金ページをご覧ください。料金・契約条件の詳細はお問い合わせください。