「マスター設定」における評価ルールの作成(編集)

この記事では、「マスター設定」の中にある評価ルールの作成(編集)方法についてご説明します。 評価ルールをカスタマイズする際は新規作成ではなく、デフォルトの評価ルールを「コピー」することをおすすめしています。詳しくは”「マスター設定」における評価ルールのコピー”ページをご確認下さい。

 

*評価ルールの編集時には、以下より始まる「評価ルールの新規作成」をご参照ください。
項目の意味について記載しています。

 

評価ルールの新規作成

1.左側のメニュー欄の「マスター設定」をクリックし、2の「評価ルール」タブをクリックします。3の「評価ルール追加」をクリックします。

スクリーンショット 2024-12-13 160532

4.そうすると、以下のような画面が表示されるので、
評価ルールの名前と説明を埋め、右下の「保存」を押します。
左下のチェックボタンでは、評価ルールを非アクティブ(品質評価の際に使う事ができない)にするかアクティブ(品質評価の際に使う事ができる)にするか切り替える事ができます。

スクリーンショット 2024-12-13 160732

5.右上に「設定の追加」が表示されるのでこれをクリックします。

ここから評価対象の指標を設定する事ができます。

スクリーンショット 2024-12-13 160925

下記のような画面が表示されます。

以下の画面を設定する事で、1つの評価対象指標を追加する事ができます。

スクリーンショット 2024-12-13 161024

6.評価指標の設定名を入力します。7の評価対象パラメーターに応じて名称を付ける事をお勧めします。(評価対象パラメーターを「音量」にするならば設定名も「音量」にするなど)

7.評価対象にしたいパラメーターを選択します。スクリーンショット 2024-12-13 161942

8.評価対象の指標を検出したいチャンネルを「オペレーター」か「顧客」から選択します。
この設定は音声がステレオ形式の時のみ有効です。
デフォルトではLがオペレーター、Rが顧客となっています。
詳しくはこちら

9.対象指標値を評価する際には、お手本のデータとの差がどのくらいあるのかで評価をします。詳しくはこちら
ここではそのお手本データを選択します。

スクリーンショット 2024-12-13 162018

「カスタム値との比較」・・・お手本とする値を直接設定する事ができます。こちらを選択すると右下に以下のような表が表示されます。

スクリーンショット 2024-12-13 162632右の「修正」をクリックすると、以下のような画面が出てきます。ここでお手本とする値を入力します。各指標の値範囲はこちら

スクリーンショット (642)

「オペレーターのデータとの比較」・・・特定のオペレーターの過去30日分データの平均値をお手本とします。こちらを選択すると、自動でオペレーターの選択タブが下に表示されます。

「チームとの比較」・・・特定のチームの平均値をお手本とします。こちらを選択すると、自動でオペレーターの選択タブが下に表示されます。

「通話データとの比較」・・・お手本としたい通話データを20本までアップロードしていただけます。推奨は5件以上となります。

通話データとの比較を選択すると、以下のような画面が表示されます。

スクリーンショット 2024-12-13 162906〇「WAVファイルをアップロード」を選択すると、下部にアップロードできるようになります。ファイルをアップロードしたら必ず右下の「データの確認」を押してデータのアップロードが完了しているかを確認してください。
〇「過去の音声データを参照」を選択すると、過去にBeluga Boxにアップロードした音声からお手本の音声を選択いただけます。
下部に「お手本データを選択」が表示されます。

スクリーンショット 2024-12-13 162959「お手本データを選択」をクリックすると、以下のような画面が表示されます。

スクリーンショット 2024-12-13 163051

データをアップロードした日付の範囲やファイル名など、指定したい条件を入力し、「検索」をクリックします。(全ての条件を埋める必要はありません)

音声データが表示されるので、お手本にしたいデータの右にある「Add」をクリックして、音声をお手本に追加します。

ファイルをアップロードしたら、「WAVファイルをアップロード」と同様に必ず「データの確認」を押してデータのアップロードが完了しているかを確認してください。

 

10.評価結果に添えるコメントを設定できます。(表示例はこちら
スクリーンショット 2024-12-13 163950

項目について説明します。

(1)コメントを表示する偏差値範囲です。例)下限が0で上限が40と設定すると、偏差値が0から40の時に対応するコメントを表示します。

(2)評価結果の偏差値が算出される際に、評価対象の音声指標値がお手本の音声指標値より高い値だったのでその偏差値なのか、低い値だったのでその偏差値なのかに場合分けしてコメントを表示する事ができます。
場合分けをご希望の際は、「上限、下限のみの設定はチェックを外す」欄のチェックボックスにチェックを入れてください。
場合分けを希望されない場合は、チェックを外したままにしていただくと、高い場合も低い場合も同じコメントが設定されます。
詳しい説明はこちら

注意① 偏差値範囲は複数のコメント間で被せることができません。例えば、0-40の範囲のコメントと20-60のコメントは作れません。
既に存在する偏差値範囲を設定しようとすると、以下のような画面になり登録ができません。

注意② 0から100全ての偏差値範囲に対応するコメントの設定が行われていると、それ以上コメントの追加ができません。(下記画像参照)

スクリーンショット 2024-12-13 172658

 

(3)コメントの文字色を設定できます。

(4)コメントの消去ができます。

 

新しいコメントを設定したいときには、右上の「新規追加」から行います。

 

11.評価結果に応じて表示するスコアを設定できます。(表示例はこちら

スクリーンショット 2024-12-13 173008

(1)スコアを対応させる偏差値範囲です。例)下限が0で上限が40と設定すると、偏差値が0から40の時に対応するスコアを表示します
*上記10の「コメント設定」と同じ注意事項があります。

(2)評価結果の偏差値が算出される際に、評価対象の音声指標値がお手本の音声指標値より高い値だったのでその偏差値なのか、低い値だったのでその偏差値なのかに場合分けしてスコアを表示する事ができます。
場合分けをご希望の際は、「上限、下限のみの設定はチェックを外す」欄のチェックボックスにチェックを入れてください。
場合分けを希望されない場合は、チェックを外したままにしていただくと、高い場合も低い場合も同じスコアが設定されます。
詳しい説明はこちら

(3)スコアの文字色を設定できます。

(4)スコアの消去ができます。

 

新しいスコアを設定したいときには、右上の「新規追加」から行います。