品質評価レポートの評価結果にあまり差が見られない

この記事では、品質評価レポートの評価結果にあまり差が見られない場合の解決方法についてご紹介します。

品質評価レポートを出力した際に、どれもあまり差が見られない(例えば全てスコアがBになってしまうなど)場合、評価ルールのスコア設定が適切でないと考えられます。

評価ルールのスコア設定についてはこちら

 

スコア設定は偏差値の範囲に基づいて行います。ですので、そもそも偏差値にあまり差が見られないと、全て同じスコアになってしまうという事が起きえます。

(偏差値40-60をスコアBに設定しており、全ての評価結果の偏差値が40-60の範囲内に収まってしまった場合全てがスコアBという結果となります)

 

偏差値にあまり差が見られない原因としては、Beluga Boxにアップロードされている音声全体にばらつきがない事が原因として挙げられます。

例えば、「音量」を評価対象指標として分析したが、ほとんどのオペレーターが同じ程度の音量で喋っていた場合、偏差値は48~53の範囲しか出てこない、という事もあり得ます。

なぜなら、偏差値を算出する母体にばらつきが無いからです。

全員が90点以上を取っている学力テストで100点をとっても、偏差値はあまりよくならないのと同じ原理となります。

 

そのような場合は、スコアを出す偏差値の範囲をより狭める事をお勧めしております。

例えば偏差値48~50をC、51~53をB、54~56をAとする、などです。

 

この記事で解決されなかった場合、お手数ですがbelugabox_info@cac.co.jpまでご連絡くださいませ。